観音下 観音保存会

・観世音菩薩の由来
西尾村の伝説によると約300年前、観音下の観音像が、盗人により盗まれたそうです。その盗人は逃げる途中、次第に像が重くなるのであまりの重さに耐えきれなくなり、川に投げ捨てて、去ってしまいました。その後も、その川の付近を通りかかった越前の旅人が観音像を見つけ、大切に携えて帰り奉祀しました。村人たちは相談してお堂を更に上の安全な岩窟に移し、別の観世音菩薩を造って安置したようです。現在おお堂は、慶応元年(1865)6月に再建築したものです。
観世音菩薩を安置している「観音堂」について、能美郡名跡誌に「此の村、北方の山に岩窟あり、泰澄作の観音像、小宮に安置す。古へこの麓に天台宗の坊舎有之、礎のこる。」と記されています。(西尾村々史より)



1990年前後に開催された「西尾ライブジム」の写真コンテストに応募された観音山参道の画像です。
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